2002 FIFA World Cup観戦記

No. 1


2002年5月25日(土)キリンチャレンジカップ2002
日本代表対スウェーデン代表

19:20キックオフ 国立競技場 観客数:55,418人



日 本
1
0
前半
1
1


スウェーデン
1
後半
0

オウンゴール 後半18分

得点者

マルクス・アルベック 前半20分


先発メンバーや交代選手、詳細な試合内容はこちらをご覧下さい。

5月25日ワールドカップ開幕前の最後の国際Aマッチ、キリンチャレンジカップ2002 ファイナルチャレンジ、日本代表対スウェーデン代表の試合を国立競技場に見に行ってきました。

今回のチケットも本番のワールドカップ同様、チケット確保が大変でした。どうしても見たいと思い、まずファミリーマートの先行予約受付を行ったのですが、当然当たるはずもなく、発売日当日の電話予約に賭けたのですが、こちらも繋がるわけはなく、泣く泣く諦めかなと思い気や、友人がゲットしてくれ生観戦することができました。フットサルの仲間達も皆電話でのゲットに奔走したらしいですが、ほとんどの人が繋がらなかったと言ってました。

当日はキックオフの約1時間前に競技場に到着し青山門より入場。入場ゲートは思ったより混んでませんでした。今回はまだ日本代表のレプリカを購入していなかったので、普通の格好で行ったのですが、観客の多くはJapanブルーのレプリカやTシャツを着ている人が多く、ほぼ日本サポーター一色(当たり前か?)でスウェーデンサポーターはほんのちょっとでした。
座席はカテゴリー2。本番のワールドカップのシートアレンジとは違ってバックスタンドの中央より、前から10列目のピッチにかなり近い席で、思ったよりよい席でした。僕の座った席の左後方には松木安太郎や宮沢ミッシェルが、右の方にはジョン・カビラが座ってました。前の方の席だったので、バックスタンド側でアップしている日本人選手も良く見えました。

松木安太郎氏です。彼の右側に宮沢ミッシェル氏がいました

試合前のアップ風景。ビブス組なので先発メンバー?

こちらはビブスなし。控えメンバーかな?

程なくしてスタメン発表。この試合を勤めるGKが本番のワールドカップの正GKだろうと言われているだけにどきどきしましたが、見事楢崎が先発メンバーでした。これでワールドカップも出場確定でしょう。その他の先発メンバーはDFがフラットスリーの中央にケガから復帰の森岡、右に松田、左に中田浩。ボランチには稲本と戸田、左サイドに守備力が高い服部、右サイドには小野、攻撃陣は柳沢の1トップでトップ下に中田英と森島という布陣でした。
スタメン発表の後、両チーム選手が入場し、両国国歌の斉唱。「君が代」斉唱は何と(?)和田アキ子でした。国歌斉唱の後19:20にキックオフとなりました。

キックオフ直前の日本代表です

先発GKは楢崎です

そしてキックオフです!

序盤は日本がコンパクトなサッカーで仕掛けるものの、スウェーデンのDFが堅く、得点を上げることが出来ませんでした。逆にスウェーデンにDFから前線にロングボールを放り込まれ、高さの勝負に出られ押され気味に試合が進んで行きました。そして前半20分、スウェーデンの主力、ラーションに左サイドをドリブルで持ち込まれ、中央へ送ったパスにアルベックが左足で合わせ先制されてしまいました。その後も前半は終始スウェーデンペースで試合が進んで行きました。

ハーフタイムで3人がメンバーチェンジ。森島に代わって鈴木を入れ2トップにし、服部に代えて明神を入れ右サイドに、右サイドにいた小野を本来の左サイドに回し、さらに松田に代えて宮本を投入しました。
さらにハーフタイムに天皇、皇后両陛下も観戦にお見えになり、競技場が大歓声に包まれました。

後半開始から少しずつ日本の攻撃も形になってきて、いい場面も何度かありました。そして後半10分過ぎに小野に代えて三都主を投入し、その三都主が後半18分に左サイドから上げたクロスボールに中田英がヘッドで競って相手のオウンゴールを誘い同点になりました。しかしその後は一進一退。スウェーデンの高さに悩まされているという感じがぬぐえませんでした。

この試合は交代枠が10人(!)ということらしく、控えGK以外の全ての選手がピッチに登場しました。後半20分過ぎに柳沢に代わりゴン中山が入ったときはこれまた国立競技場は大歓声に包まれました。後半30分頃には秋田も登場。その秋田はさすがにスウェーデンの選手に高さで負けないプレーを見せていました。

結局スコアは1対1の引き分け。でも僕の目にはスウェーデンの方がかなり押していたように見え、若干不満の残る試合内容であったとの思いを胸に帰路につきました。しかし押されていたと言っても負けなかったというのは6/4から始まる日本のワールドカップで日本がある程度戦って行けるというチーム状況であると思えました。

写真をクリックすると拡大写真が見られます。

No. 2
鹿島対イタリア
No. 3
日本対ロシア
No. 4
チュニジア対日本
No. 5
ブラジル対トルコ
No. 6
ドイツ対ブラジル


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