Go for 2006! ZICO JAPAN観戦記

No. 34


2004年11月17日(水)2006 FIFA World Cupアジア一次予選
日本代表対シンガポール代表

19:20キックオフ 埼玉スタジアム2002 観客数:58,881人



日 本
1
1
前半
0
0


シンガポール
0
後半
0

玉田 前半13分

得点者

 


先発メンバーや交代選手、詳細な試合内容はこちらをご覧下さい。

2004年11月17日、埼玉スタジアムへ2006年ドイツW杯アジア第一次予選最終戦、対シンガポール戦を見に行ってきました。日本は10月13日のアウエーでのオマーン戦で勝利し、既に第一次予選を突破していたので、この試合は消化試合になってしまいました(^^;が、日本で行われる日本代表戦は8月18日の対アルゼンチン戦以来、この試合は豊田スタジアムでの開催だったので見に行くことが出来ず、僕にとっては6月9日W杯予選対インド戦以来約5ヶ月ぶりの日本代表戦の観戦となりました。

この試合は前戦のオマーン戦で第一次予選突破が決まった後、カズやゴンら元日本代表選手達の日本サッカー界への貢献に感謝する意味でその試合への招集が噂されたのですが、結果的に彼らの招集はなく、また怪我でしばらく召集が見送られた中田と稲本の招集も見送られ、小野、中村らの海外組も呼ばれず、結果的にはFWの大久保が新たに加わったのですが、大久保も今年の初めにはA代表に加わっていたので、メンバー的にはあまり変わり映えせず面白みのない(=^.^=)メンバーになってしまいました。僕としてはカズ、ゴンらが青の代表ユニフォームを着てプレーするところやアテネ五輪代表から今野や田中達也ら数名が加わったチームのプレーが見かったのですが・・・

この日も平日で、19:20のキックオフ。終業後に埼玉スタジアムへ向かうと到底間に合わないので、この日も午後会社を休んで観戦に行ってきました。しかし午後に会議が入っていたこともあり、4時過ぎまで仕事をした後、会社から埼玉スタジアムに向かいました。浜松町から京浜東北線で王子まで出て、そこから南北線、埼玉高速鉄道と乗り継ぎ浦和美園へ向かおうかと思ったのですが、これだと浦和美園までの長旅の間(*^_^*)、座ることが出来ないと思い、大門から大江戸線で麻布十番へ行き、そこで南北線に乗り換え、埼玉高速鉄道経由で浦和美園へ行くことにしました。(思惑通り、麻布十番でしっかりと座ることが出来、浦和美園までぐっすりと寝させてもらいました。>^_^<

浦和美園へ到着したのが18時ちょっと前。駅に着いたとほぼ同時にこの日一緒に観戦する予定の先輩から電話が入り、先輩もちょうど駅に着いたところだというので、駅前で落ち合い一緒にスタジアムへ向かうことにしました。この日は事前に浦和美園駅からスタジアムまでシャトルバスが出ているとの情報を入手していたので、先輩も誘って駅からスタジアムまでシャトルバスに乗って行きました。バスに乗って5分ほどでスタジアムの北門へ到着し、そこから座席へ向かいました。この日の座席はカテゴリー1、メインスタンドだったので北門からスタジアムをぐるっと半周しなければなりませんでしたが、それでも駅からスタジアムまで歩くことを考えるとすごく楽でした。(=^.^=)
入場口からスタジアムに入る際には今回もブルーカードを配布していたので、それを数枚受け取り、そしてこれまた事前に情報を入手していたのですが、先着12,000名に日本代表選手のフィギアがもらえると言うことでちょっと期待していました。ところが6時10分頃にスタジアムに入ったのと言うのにフィギアをもらうことが出来ませんでした・・・(T_T)(まあすごく欲しかった訳ではありませんでしたが、やっぱりちょっぴり残念な気持ちがありました。(^^ゞ)

この日のブルーカード

裏面のデザイン。GKが気に入りません。(-_-メ)

W杯一次予選最終戦、
対シンガポール戦

今回の座席はメインのロアー(1階席)の中央ややアウエー寄り前から12列目、かなり前の方の良い席でした。)^o^( この日は数人で観戦予定で、その中で我々は一番乗りでした。座席に着き、スタンドを見渡すと平日で時間がまだ早いせいか観客はまばらでした。もちろん(?)両ゴール裏は既に満員に近い状態でしたが。席に着く前に売店で生ビールを買って行ったのですが、この日は生ビールの専用売店があり、全く並ぶことなくビールを買うことが出来ました。(^o^) この日は11月の中旬の観戦でしたが、コートは持っていきませんでした。しかしこの日昼間は結構暖かく、寒くはないかなと思っていたのですが、座っているうちに少し寒さが感じられてきて、持ってきたトレーナーを着て、その上から青のレプリカを着用しました。しかしその上からさらに上着を着たため、レプリカはちょろっとしかそれも前からしか見えない状態でした。(-.-;) 席に着いてビールを飲みながら先輩と今日の試合について話していると、電光掲示板でW杯の一次予選のこれまでのダイジェストが流れていました。既に一次予選突破が決まっているこの日はゆったりとそのVTRを見ることが出来ました。

しばらくしてスタンドから歓声が揚がり、日本の選手たちがアップのためにピッチに出てきました。まずはGKの楢崎と土肥がピッチに現れました。スタンドからは2人に大きな声援が飛んでいました。そしてその後少ししてフィールドの選手達がピッチに出てきました。選手達は中央でサポータたちに声援に手を挙げて応えた後、アップを始めました。僕も選手入場に合わせてカメラを構え、本格的に(?)撮影を始めました。この日は代表メンバー発表の時から普段控えに回っている選手達を起用するとの情報が流れていたのですが、アップのスタメン組を見てみるとまさにその通りで、普段は控えに回っている選手が何名か入っていました。三浦淳もその一人でした。(^o^)

アップを行う日本の守護神GK楢崎

ピッチ中央に整列しサポーターに挨拶する選手達

この日左サイドバックで先発が濃厚な三浦淳

先発メンバーのアップ風景

こちらはサブのメンバーのアップ

スタンドを見上げるジーコ

しばらくアップを見ながら写真を撮っていたのですが、そのうちアップも終了し、両チームの選手達もロッカーへ戻っていきました。その際にロッカー出入り口付近には多くのサポーター達がピッチへ戻っていく選手達を見ようと詰めかけ、声を掛けたり写真を撮ったりしていました。

ロッカーへ戻っていく宮本。後ろは玉田

こちらは三浦淳。右は小笠原

アップから引き上げてくる楢崎

そしてそれから程なくしてこの日の先発メンバーの発表になりました。まずはシンガポールのメンバー発表、やはり思った通り知ってる選手は全くいませんでした。続いて日本代表のメンバー発表。上にも書いたようにこの日は普段控えに回っている選手を起用するとの事だったので、GKには土肥が先発するであろうと言われていましたが、まさにその通り、先発GKは土肥になってしまいました。ここのところ久しく代表戦で楢崎のプレーを見ていません。(T_T)  DFはこの日は4バック、中央に宮本と松田、右に加地、そして左には三浦淳が入りました。久しぶりに三浦淳の代表でのプレーが見られます。(^.^) MFはボランチが遠藤と中田浩司、前目が藤田に小笠原でした。2トップは玉田と本山、本山のFW起用はちょっと???と思ったのですが、この日は本山と玉田とのツートップでした。

この日の先発GKは土肥。楢崎ではありませんでした(;_;)

左サイドバックは久しぶりに出場の三浦淳(^o^)

DF松田。この日は中澤に代わって先発

攻撃の起点、MF藤田

ボランチにはこの日も遠藤が入りました

FWは玉田。ゴールの期待がかかります

この日のスタメンの約半数が普段控えに回っている選手ですが、彼らがどんなプレーを見せてくれるかもこの日の楽しみの一つでした。特にFKは三浦淳が色々なパターンのボールを蹴りゴールを狙いに行くので、この日は特にゴール前のFKを楽しみにしていました。消化試合とはいえ、かなり格下のシンガポール相手ですから6月のインド戦のように大量得点での大勝を期待していました。

メンバー発表の後、両チームの選手が入場してきました。スタンドを埋めたサポーターは入場時に配られたブルーカードを掲げ、スタンドを青一色に染めていました。この頃には観客もかなり詰め掛けて来ており、スタンドはほぼ満員になっていました。しかしメインから見えるバックスタンドの2階席にはちらほらと空席も見受けられました。両チーム選手がメインスタンド前に整列し、セレモニーに続き、両国国歌斉唱が行われました。この日の君が代斉唱は夏木マリでした。国歌斉唱、先発メンバーの撮影の後、選手達がピッチに散って行きました。

日本ゴール裏には「がんばれ!新潟」の大弾幕が

新潟弾幕の後にはいつもの巨大レプリカが登場

ピッチに整列した日本代表

写真撮影に臨む日本の先発メンバー

こちらはシンガポールの先発メンバー

試合開始前に円陣を組んで気合いを入れる日本選手達

そしてシンガポールボールでキックオフとなりました。
試合開始早々から日本はシンガポールゴールへ攻め込みます。前半2分、左サイドの三浦淳からクロスがペナルティーエリアに走り込んだ小笠原に入りシュート! ゴール左サイドに向かったボールにGKが横っ飛び、辛うじて片手ではじきボールは左ポストをわずか外れ、残念ながら先制点とはなりませんでした。開始早々の本当に惜しいシュートでした。(*^.^*) 続いて前半3分今度は右サイドから小笠原のFK。GKとDFの間に鋭いクロスボールが入りましたが、これはGKがクリアしました。前半6分には中盤やや左から日本のFK、ここも三浦淳ではなく小笠原が蹴り、GKの正面をついてしまいました・・・(ここは三浦淳に蹴って欲しかったです。)前半7分には左サイドでパスを受けた三浦淳が中央に切り込んでミドルシュート! ボールはゴール右隅に飛んだが、わずかに外れ、ゴールを割ることは出来ませんでした。その後も日本の猛攻が続きました。前半12分にはペナルティーエリア手前から小笠原が強烈なミドルシュート! このシュートをGKがはじき、こぼれたボールに本山が反応し押し込みに行きましたが、本山はよもやの空振り(@_@)。このボールはGKに押さえられ、日本は絶好の先制のチャンスを逃しました。

そして前半13分、左サイドの本山からゴール左に切れ込んだ玉田にスルーパスが通り、これを玉田が角度の厳しいところからシュートを放ち、これがゴール右サイドネットに決まり、ようやく日本が先制しました。
その後も日本はシンガポールゴールに向かって攻撃を続けました。前半15分、遠藤から浮き球のスルーパスを受けた玉田が、ペナルティーエリア手前でDFをかわしシュート! しかし、これは惜しくもクロスバーのわずか上に外れてしまいました。前半18分には中央やや右寄りからのFKで、ゴール前に入ったクロスに松田がヘディングシュート! これはGKにセーブされてしまいました。
シンガポールも時折、カウンターを仕掛けますが、決定的な形にはならず、日本のDFがはじき返していました。

シンガポールボールで前半のキックオフ

小笠原のFK。左は三浦淳、手前は藤田

得点を機会を窺うFW玉田

小笠原の右CK

守備陣に指示を出すボランチ中田浩。奥は三浦淳、手前が遠藤

中央やや左から三浦淳のFK

前半23分、今度は中央左寄りからのFK。ここは三浦淳が直接ゴールを狙いシュート、GKの前で鋭く落ちるボールがゴール左隅に飛び、それをGKが前にはじきましたが、詰めている選手がおらず、結局GKに押さえられてしまいました。(T_T) 残念ながらゴールにはなりませんでしたが、ようやく三浦淳の素晴らしいFKを見ることが出来ました。(^o^)

日本も先制点の後、なかなか追加点が奪えません。ジーコがベンチから出て選手に指示をしますが、そう言えばこの日は前試合でジーコの通訳の鈴木氏が退場になり、ベンチに入っていませんでした。一緒に観戦した後輩の話では代わりの通訳も付けず、この日はサブに回った三都主が通訳を務めるとの事。まさにその通り、ジーコが選手に指示を出す時には三都主が一緒に出てきて通訳していました。(#^.^#) 前半34分には右サイド深い位置からのFK、小笠原がゴール前にクロスボールを入れました。このボールは誰も触れずにファーサイドに抜けるかと思ったのですが、ファーサイドに詰めた玉田が厳しい角度から左足でボレー。しかしボールはワンバウンドした後、ゴール上に外れてしまいました。さらに前半39分、小笠原がゴール前へスルーパス。ペナルティーエリアに走り込みこのパスを受けた藤田が倒されPKかと思われましたが、わずかにペナルティーエリアの外。そしてこのFKを今度こそ三浦淳が蹴ってゴールを決めるかと思ったら、今度は遠藤がシュート! でもこのFKはバーを大きく越えてしまいました。僕は出来ればこのFKは三浦淳に蹴って欲しかったのですが、蹴ったのが横浜フリューゲルス時代の仲間である遠藤でしたからそれはそれで納得(?)しました。

日本陣内でシンガポールのセットプレー

遠藤に指示を出すジーコ。左はこの日通訳を務めた三都主

ペナルティエリア右から小笠原のFK

シンガポールの攻撃をパンチングで防ぐGK土肥

ペナルティエリアのすぐ外からのFK。遠藤が蹴る

シンガポールゴール前での攻防。相手にヘッドでクリアされる

シンガポールはロスタイムに入った前半46分、セットプレーの流れから選手が一人走り込み、、ちょっと出るのが遅れたGK土肥をかわしてゴール前にボールを送りましたが、これには誰も詰めておらずボールはゴール前を抜けてゴールラインを割り事なきを得ました。そして前半が終了しました。

前半を終え、戻ってくる玉田

こちらは左から宮本、三浦淳、本山

ハーフタイムには電光掲示板に試合開始前にも映されていたこれまでのW杯一次予選のダイジェストが映し出され、スタンドからは大きな歓声が揚がっていました。
前半は序盤から日本が猛攻を仕掛け、何度もシュートを放ちましたが、ゴール前での精度がなく結局玉田の1点どまりでした。一方守備陣は前半終了間際に集中力を欠いて危ない場面が場面がありましたが、それ以外はシンガポールに攻撃らしい攻撃をさせませんでした。しかし前半を終わって1対0というスコアはFIFAランキングからしてもあまりに不甲斐ない結果でした。後半には怒涛の得点ラッシュを見せて欲しいものです。

そしてハーフタイムも終了し、両チームの選手がピッチに戻ってきました。日本は後半から選手交代、例えばFWの大久保を入れるとか、をしてくるかと思ったのですが、ハーフタイムでの交代はありませんでした。両チームの選手がピッチに散り、各ポジションに着いたのですが、何やら手持ち無沙汰の様子。良く見てみると、まだ審判が出てきていませんでした。(@_@) ちょっと遅れて審判がピッチに戻ってきて日本ボールで後半のキックオフになりました。

後半も日本のペースで試合が進んでいきましたが、シンガポールも後半に入っても運動量が落ちず、日本にプレスを掛けて来ました。日本のチャンスは後半12分、右サイドで加地が切り返し左足でゴール前にクロス。そのクロスに走り込んだ玉田がヘッドで合わせシュート! しかしこれはGKの正面でした。そして後半14分、スタンドからより一層大きな歓声が揚がりました。日本のベンチに青いユニフォームを着た大久保の姿が見えました。本山に代えて大久保の投入かと思いましたが、交代は藤田。藤田に代わって大久保がピッチに入りました。そしてその直後日本は中央やや遠い位置からのFK。三浦淳が直接シュートを放ちましたが、これは相手DFに当たりゴールを外れてしまいました。後半21分には日本の左CK。小笠原が低いボールをペナルティーエリア外にいた本山に出し、それを本山がダイレクトのボレーシュート! しかし、これはゴール左に外れてしまいました。後半24分、今度は小笠原の右CK。これに松田が頭で合わせましたが、ボールはゴール左に外れました。後半27分、日本は2人目の選手交代。玉田に代わり鈴木が入りました。後半30分には中盤に下がった本山から右サイドの加地にパスを入り、その加地からパスを受けた大久保が強烈なミドルシュート! しかしこれは惜しくも左ゴールポストのわずか左に外れてしまいました。(T_T)

後半開始前にピッチで円陣を組む日本代表

日本のキックオフで後半開始

日本のダブルボランチ。手前が中田浩、奥は遠藤

後半もFKでの得点に期待がかかる三浦淳

後半14分、大久保の投入

シンガポール陣内ちょっと遠目の位置からの三浦淳のFK

後半の35分には日本が3人目の選手交代。センターライン付近にこの日鈴木氏に代わり通訳を務めていた三都主が現れました。僕は同じ左サイドの三浦淳との交代かと思ってがっくりしたのですが、交代は三浦淳ではなく小笠原でした。*^.^*
後半も残り10分ほどになりましたが、日本は追加点を奪えません。後半はシンガポールの動きも良く、前半ほど決定的なチャンスが多くありませんでした。後半も残り少なくなり、日本は追加点を奪うべく、さらに猛攻を仕掛けました。後半40分には左30度からの35mほどの距離のFKを得ます。このFKは三浦淳が蹴り、シュート性のクロスボールがゴール前に入りました。しかしこのボールには誰も触られず、流れたボールは右コーナーポストに当たってゴールではなく前方に跳ね返り、惜しくも得点にはなりませんでした。後半44分、前線へのフィードを大久保が落とし、そのこぼれ球を拾った三都主がDFをかわしてミドルシュート! しかしこれはGKの正面でした。続く後半45分、右サイドの本山から最終ラインの裏へスルーパス。それに走り込んだ大久保がパスを受けシュートを決めましたが、判定はオフサイド。これまた得点にはなりませんでした。
そして試合終了間際の後半49分、シンガポールはロングボールを前線で落とし、ペナルティーエリア内フリーになった選手がシュート! あわや同点ゴールというシュートを土肥が横っ飛びでファインセーブ。思わず目を覆いたくなるような後半唯一の決定的なピンチと言っても良い場面をしのぎ、そのまま試合終了。1対0で日本が勝利しました。

日本の2トップ、玉田(右)と大久保

シンガポールゴール前で日本の攻撃。松田がヘッド!

日本の選手交代。玉田に代わって鈴木を投入

シンガポールの攻撃を未然に防ぐ日本DF陣

左45度からの三浦淳のFK。惜しくもゴールならず

この日攻守で日本ゴールを守った土肥のGK

これでW杯アジア第一次予選は全て終了。日本は史上初めて一次予選を全勝で突破しました。(史上初と言うのは僕も知りませんでしたが・・・)
しかし1対0で勝利したとは言え、かなりの格下シンガポールに対してホームでこの結果はいただけません。わざわざサブのメンバーを先発で使い、サブメンバーのアピールの場を設けたのですが、一部の選手を除き逆に海外組などの中心選手達たちとの力の差が出てしまったように思われました。特にFWに良いボールを提供すべきMF陣はボールを上手くコントロールできているようには見えず、やはり中盤には中村らの力が必要なんだと改めて感じてしまいました。(^^;

試合終了後、健闘を称えあいユニフォームの交換をする選手達

センターサークル付近からサポーターへ挨拶に向かう日本選手達

試合終了後、センターサークル付近で両チームの選手達が健闘を称えあい、ユニフォームの交換をしていました。そして日本の選手達がピッチを一周しサポーター達に応えていました。そしてメインスタンド前に戻ってきてロッカールームへ戻るのを見届け、僕らもスタジアムを後にしました。スタジアムから浦和美園までの道はいつもと同じように混雑していましたが、いつも人の流れが止まってしまう駅手前のところでも流れは止まることなく比較的スムーズに駅まで行くことが出来ました。しかしやはり改札前では電車の発着の関係で入場制限をしており、そこでちょっとの間待たされることになりました。改札が開き、発車待ちをしていた電車に乗り込んだのですが、混んではいたものの思ったほどでもなくギュウギュウ詰めになる事もありませんでした。一緒に観戦した友人がまだ夕飯を食べていないとの事だったので、祝勝会を兼ねて駒込の居酒屋で一杯やって帰ってきました。(*^o^*)

これでW杯のアジア一次予選は終了しましたが、2月からは2006年ドイツワールドかぷ出場を掛けたアジア最終予選が始まります。毎試合しびれるような試合になると思いますが、今日の苦戦(?)を糧にして、万全の状態で最終予選に望み、見事ワールドカップ出場を勝ち取って欲しいものです。
年内のサッカー日本代表の試合は12月16日の親善試合対ドイツ戦を残すのみとなりました。これを書いている時点ではまだチケット入手の可否が分かっていませんが、今年最後の代表戦、それもドイツとの試合はぜひ観戦したいと思っています。

写真をクリックすると拡大写真が見られます。

No. 35
FCポルト対オンセ・カルダス
No. 36
日本対ドイツ




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